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2017年度退任挨拶

代表 神戸大学附属中等教育学校新3年  大山竜也

 

平成29年度関西生徒会連盟代表を務めさせていただいた、神戸大学附属中等教育学校3年の大山竜也です。
関西生徒会連盟は僕たちの代で4代目を迎え、組織としても安定し、順調に規模を拡大させてきました。みなさんの協力と先輩方の努力があったからこそです。本当にありがとうございます。
150名を超える大所帯となった関西生徒会連盟、これからもみなさんと一緒に成長し続けていくと信じています。
参加される理由は人それぞれだったかもしれませんが、みなさんは1つの場所に集まり続けてくれました。
ベストなものを提供したいと運営してきましたが、僕たちが積み重ねてきたものが正しいのかどうかはもう少し先にならないとわからないのかもしれません。
そして、僕たちが1年間創り上げてきたものを僕たちの次の世代がどう受け取るのかはわかりません。
それでも、みなさんと関西生徒会連盟を続けてこられたことは特別な経験には違いありません。これから先、どんな意味をこの経験に見出していくかは人それぞれですが、この1年間でみなさんと様々な経験ができて本当によかったと僕は思っています。
みなさんには1年間本当にお世話になりました。
これから先も関西生徒会連盟をよろしくお願いします。


副代表 西大和学園高校新3年  栗林寿樹

 

1年間当連盟の副代表を務めておりました、西大和学園高校新3年の栗林寿樹です。

今や全国には生徒会団体はたくさんあります。全国高校生徒会大会や首都圏生徒会連盟から浜松高校生徒会連盟や明石高校会議所まで規模も場所も様々です。一概にどの団体が素晴らしい、なんて言えません。
しかし僕はこう思うのです。
「関西生徒会連盟は最もあたたかい団体」であると。
『FAIRYTAIL』(真島ヒロ)を読んだことはおありでしょうか?
あの世界にとっての「ギルド(FAIRYTAIL)」とは「血よりも固い絆で結ばれた家族」であり「仲間」なんですね。
関西生徒会連盟もそうじゃないかと。
「生徒会」という共通項を持った、境遇も出身地もバラバラな関西の荒くれ者達(もちろんお淑やかな方も沢山おられますが)が自らの意思で集い、本気で話し 合う。時には爆笑モノのトークもあり、涙ありの別れもある…そんな固い絆で結ばれた家族そのもののような仲間を作ることの出来る団体が全国にいくつあるで しょうか。
というふうに、関西生徒会連盟はとにかくアットホームです。
だからこそ本当に副代表という立場で運営をさせて頂くのは楽しくて、次はどんな人が参加してくれるんだろう?もっとあの人とお話ししたいなあ、なんて胸を躍らせながら1年間を過ごしていました。
ただ、まあ代表の大山が人見知り…でもないんですが、グイグイ行くタイプではなかったので。参加者全員とのコミュニケーションは必ず取るようにしなけれ ば、という使命感もありました。もちろん150人超が参加するようにまで大きくなってしまった団体なので、班わけや当日の準備、議長校の方とのミーティン グはなかなか大変でした。というのも班わけはまず議長を決め、承認を得に行きます。次に「この方とこの方を組み合わせたら面白い議論が生まれそうだな あ〜」とか色々と考え、その後で同じ学校の方が被らないようにし、最後に男女比や役職なども考慮して作っていたので…自分にしかできない「完璧な」班わけ をしたいなんて考えていたものですから(笑)
しかし、そんな大変なことを含めても、本気で関西生徒会連盟は「愛している」と言えるほどの団体であることに変わりはありません。

今年1年間、関西生徒会連盟では参加者が去年の約1.5倍の150人に、加盟校も五校増えて31校となりました。
去年の12月には首都圏高校生徒会連盟との合同企画「生徒会大会2017」も東京で開催し、関西からも参加者を40名ほど募りました。
また、三重や愛知などの東海はもちろん高知や横浜、東京など関西以外からの参加者もたくさん来ていただいています。
NSCC6(第六回全国高校生徒会大会)でも関西勢からの応募が60名を超えるなど、少しずつ、規模も大きくなっているように感じます。

公立私立、中高一貫か高校のみか、男子校なのか女子校なのか共学なのか。
そんなことは関係ありません。
生徒会に興味のある方ならどなたでも。
あれこれ考えずに、まずは行ってみてください。
必ずや関西生徒会連盟はあなたを優しく包み込んでくれるはずです。
今後とも当連盟の発展と成長を心より楽しみにしております。

後輩の皆さん。
すべてが順調に行くわけないと思います。
大変なことだってある。もしかしたら、やめたくなる時もあるかもしれません。
でもな。そんな時こそ連盟で培った仲間を頼れ。みんなが集まりゃ何だってできます。
頑張らなくたっていい。しんどいならやめたっていい。
でも、少しでもやってみたいと思うのなら。
全員、自分の信念を見つけて、自分なりに楽しんでみてください。
だからこそ最後に言っておきます。

為せば成る。